2012年05月29日

雌型補強リブ(バックアップ)

今年3月の卒業展で展示された(製作途中の)マスター型です。
IMG_3017-Sほぼ出来てるように見えますが、表面は凸凹して波打っていたりしていました。
予定を大幅におしてまだ完成していません




IMG_3502-S
そこで連日連夜の強行作業です。数週間前にようやくひっくり返して裏に取り掛かったのですが…
複雑なカタチが仇となり難しいのなんの
もう少しで出来るはず・・・なんですが・・・できるのかな

教訓です。
上流工程で手を抜くと、後工程で10倍になって返ってきます

ところで型が乗っかっている枠ですが、これは雌型の補強材、バックアップリブです。
LIB_FOR_NEEC-S
このボディは3D−CAD『CATIA V5』で設計されていますから、
ついでに型そのものも設計してしまいます。
仮想3次元空間で形状を決定したら、2D製図機能を使って2次元の紙に落とします。
LIB_DWG-S

IMG_2895-S次にプロッターを使って1/1サイズで出力します。
その紙をスプレーのりで合板に貼り付けて型紙とし、ジグソーで切り出していきます。

マスターを作る前に作っておけば上記の様に裏返す時の台にもなりますし、輸送の必要が生じた際、養生にも使えます。
また割型のフランジを装着する際のガイドにもなりますから大変便利ですよ
ただ反省としては面圧が高く反対側が凹んでしまうのでリブは多めにした方が良いかもしれません。
我々は隙間にクッションを入れて面圧分散しています。

と、言う具合に、3次元CADを使うようになってこの手の作業がだいぶ楽になりましたね。
3Dデータを共有することによって現物に人が群がる必要がなく、リソースを有効活用できます。
もっとも我がプロジェクトは慢性的に人的リソースの方が不足していますが

CADの有効利用法を学びたい方はCAD設計製図科へGo

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