2007年03月29日

徹底解剖 ステアリング

Nakajimaです。

学生さんにとっては、楽しい春休みです。桜の花も咲いてきました。
我がチームでは新車両の製作が少しずつ進んでいるようで、先日(3月27日)に今年の製作記第一弾が書き込まれましたね。

と言うことで、製作記第一弾書き込みを記念して、超久しぶりに Dream Challenger II(以下DC2) の徹底解剖シリーズです!
今回はステアリングとその周辺を徹底解剖します。

では、下の画像をご覧ください。

ST00

 

 

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まずは、ステアリング周辺のパーツを説明します。

  電流・電圧計
  コントロールボリウム
  ホーンボタン
  ステアリング・バー
  スピードメーター

電流・電圧計については以前の書き込み(2005年9月6日)に拡大画像と説明があります。
い離好謄▲螢鵐亜Ε弌爾任垢、実はこれ Dream Challenger Zero より代々受け継がれて来たモノなのです。DC2はこのままの状態で残すことにしましたので、現在製作中のDC3には新しいステアリング・バーが必要となりました。

イ魯好圈璽疋瓠璽拭爾覆里任垢、普段はこんなところにころがっているわけではなく、撮影時に脱落していたのに気がつきませんでした。ちなみにステアリング・バーの左側にぶら下がっているのは車両を製作している工房の鍵で、これがぶら下げっぱなしだったことも気がつきませんでした。それから、ステアリング・バーの左側にはブレーキレバーが付けられているのですが、良く写っていませんね。うっかりミスの連発です。 失礼しました!

では、真上からステアリングの構造をご覧ください。

ST01

 

 

 

 

 

 

 

今度の画像では、スピードメーターとブレーキレバーのちゃんとした位置がお分かりいただけると思います。
ステアリング・バーの右側を,里茲Δ冒以に押し出すと、太陽のようなマークを中心に取り付けられたL字の金具に△里茲Δ蔑呂掛かり、に力の方向が90度変換されます。

ST02

 

 

 

 

の方向に力が働くと、キングピンを中心としたい里茲Δ焚鹽省向の力に返還され、タイヤの中心軸がイ諒向に移動する、要するにステアリングが左側に切れるというシステムになっています。まあ、言葉で表すとやたらと面倒くさいですが、画像を見ていただければ一目瞭然だと思います。
このブログはエコノムーブに興味を持たれた初心者さんを対象とするというコンセプトですので、専門用語をなるべく使用しないようにして、専門家なら常識的な部分も極力簡単に説明するようにしています。だいたい、我々自身が専門家ではないですから・・・・。

ST03

 

 

 

 

 

 

 

上の画像の赤線は、車体の水平線とそれ対する垂直線です。ステアリングのキングピンは垂直線より若干の傾きを付けています。この角度をキャスター角といって、自転車の前輪がハンドルよりも前方に突き出るような位置に付けられているのと同じ原理で、直進の安定性が良くなります。

ST04ST05

 

 

 

 

 

 

 

タイヤは上の画像のように取付られます。キングピンは前方に若干傾いていますが、タイヤは路面に対して垂直に付けられています。このタイヤをカタカナの「ハ」の字型に、もしくは逆「ハ」の字型に傾けることを、キャンパー角を付けるといい、コーナーリング時の安定性を高める効果があります。
エコノムーブでは走行中の効率を最重要視しますので、キャスター角・キャンパー角ともにゼロというチームが多いようですが、DC2の設計担当者はあえてキャスター角を若干付けたようです。

by Nakajima 



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この記事へのコメント

1. Posted by buronte   2007年11月12日 14:36
5 はじめまして.
現在,来年度の車体設計を行っているものですが,キャスター角はいくつぐらいを付けていますでしょうか?

過去の車体には,0.5°ほど付けていますが,もう少し付けたほうがいいのではないかと,乗っていて感じました.
(多分5°ぐらいが適切かと思いますが)

車体の大きさによって変わってくるため,乗用車などの記録が使えません.
経験的な数値を用いるべきだと思っております.

WEMのような小さな車体には,どのくらいが適切でしょうか?また,何か安定性を評価する方法があるのでしょうか?

ご教授お願いします.

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