2006年05月29日

WEM 2006 究極の雨対策

2901画像は WEM2006 5月5日の燃料電池部門決勝における、東海大学さんのファラデーマジックです。
燃料電池部門の決勝は大雨の中で行われたのですが、画像をご覧になって何か気がつきませんか? そうなんです。フロント部分のシールドが完全に取り去られています。

エコノムーブの車両は、通常空気が通り抜けやすい構造には成っていません(というか、通常は通り抜けないように製作します)。ですから内部はドライバーの人体から発する水蒸気によって非常に湿度が高い(蒸し暑い)状態になっていますので、雨が降ると内側からくもってしまいます(結露ですね)。結露してしまうと周囲が見えなくなってしまいますから、各チームは結露しないようにいろいろな対策を施しています。  ・・・・ が、しかし この対策がなかなか上手くいかないのです。
エコノムーブのシールドはアクリルやポリカーボネートで製作されていますので、ガラス用のくもり止めが十分な効果を示さなかったり、場合よっては表面を溶かしてしまう可能性があるので使用できなかったりするのです。
そこで究極の雨対策が画像の状態、「シールドを外す or 穴を開ける」なのです。他のチームの車両も、この対策をとったものがたくさんありました。
ドライバーさんは前から吹き込む雨で濡れてしますが、視界不良で走行できなくなるよりは濡れる方を選択するしかないということですね。

晴れれば猛暑、雨が降ればびしょ濡れ・・・ エコノムーブは環境には優しいかもしれませんが、ドライバーにはちっとも優しくないんです。

by Nakajima 



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